大正琴とは?

taishogoto

大正琴(たいしょうごと)は、木製中空の胴に12本の金属弦を張り、簡単な鍵盤(キー)を備え、鍵盤を左手で押さえて右手の義甲(ピック)で弾いて演奏する、琴(弦楽器)です。

 

 

 

大正琴の発明

1912年(大正元年)、名古屋大須森田屋旅館の長男森田吾郎(本名 川口仁三郎)が、二弦琴をもとに、タイプライタにヒントを得て発明した。キーの配列はピアノの鍵盤と同様になっている。発明時の音域は2オクターブであった。発明時から金属製の弦が用いられたのだが、従来の日本の琴の弦は絹製であったため、音色も従来の日本の琴とは違ったものであった。また、鍵盤があるため、音高を初心者でも正確に出すことができるなど、比較的簡便に演奏可能であるため、家庭用楽器として大正時代に大流行した。

 

奏法

◎一般的な奏法
→左手でキーを押さえ、右手のピックで弦を弾くのが一般的。向こう弾き(手前から向こう側へピックを動かす弾き方)が基本。
→返し弾きと言って、通常の向こう弾きとは逆方向に弾くこともある。
→基本的に減衰音しか出せないが、トレモロ奏法と言って、ピックを素早く前後させることで連続して発音し、これにより長音の演奏を行う。
→弓奏法と言って、弓弾きすることもある。
◎特殊な奏法
→スライド奏法(音高を滑らかに連続的に変化させる奏法)が可能な大正琴もある。ただし一般的に普及している大正琴ではない。

 

大正琴の流派

大正琴の流派
錦正流 (きんしょうりゅう)- 1923年設立。大正時代から存在する流派
琴城流(きんじょうりゅう) – 1955年設立。
琴伝流(きんでんりゅう) – 1974年設立。
琴修会(きんしゅうかい) – 1980年設立。
琴生流(きんせいりゅう) – 1981年設立。      ・・・などがある。

 

音域

大正琴のキーの数は不定である(少なくとも12~30の幅がある。12鍵の大正琴や30鍵の大正琴が実在する。)ので、音域も不定。ただし上記にもある通り、元々は2オクターブの音域を持つものであった。また、元々はソプラノ音域の大正琴、つまり比較的高い音域での演奏に限られていた。しかし、アルト、テナー、ベース音域の大正琴が1970~1980年代に開発されたので、より低い音域での演奏も可能になった。

ウィキペディアより引用

 

Copyright(c) 「大正琴アンサンブルバンド あかね」 All Rights Reserved.